＿●バリの大富豪兄貴から学んだご縁の真髄

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先日、バリ島へ行き、資産４０００億の大富豪、バリの兄貴こと丸尾さんと会ってきました。

兄貴は、私の人生で出会った人の中でも
最強に飛びぬけた偉大な人でした。

バリの兄貴のもとへは、毎日のように日本から沢山の人が会いに来ています。
兄貴は会いに来てくれる人は誰でも家に招き入れ、歓迎してくれます。

全くの初対面だろうが関係なしに家に泊めてくれたり、
自分が出かけるときでも「ここでくつろいでや」と
お客を家に居させてくれたりするのです。

「プライベートゼロ宣言」を自分でしていて、
常に訪れる人と語り合い、自分の時間をすべて他人のために
ささげてしまっているのです。

白目向くまで語り合いと称し、朝の７時までずっと付き合ってくれます。

他にも、ご飯をご馳走してくれたり、
移動の車を出してくれたり、
ボートやジェットスキーを貸してくれたりと
至れり尽くせりで、とても親切にしてくれました。

そんなことをしても、兄貴にメリットなんてありません。

むしろ食事をごちそうした分などの出費があり、マイナスです。

私は、
「なんで、無償で自分の時間と労力を使いここまでやってるんだろう？」と不思議に思ったので、直接兄貴に質問してみました。

すると兄貴は答えました。

「好きだからやってるんや」
「昔の人はみんな隣の家のお風呂に入りにいったり、
ご飯を食べに行ったもんや」

そういった昭和の日本人の人情に助けられた。

それを忘れたくない。

これまでの人生で出会った人に助けられて
今の自分がいる。

何よりも大切なのは人とのご縁
という気持ちを話してくれました。

私は、子供のころにそういった体験は全くなく、
近所付き合いもあまり親密な環境では無かったので、
こういった時代があったことすら知りませんでした。

生まれて初めて、兄貴のような
出会うすべての人を一生の関係と思い、
他人のために生きられる人を目にして、
「こんな人がいるんだ」と感動しました。

他人に尽くせば成功する、周りを幸せにしなさい、
そういったことは成功法則の本でよく言われます。

多くの人が頭ではわかっていることでしょう。

しかし、わかっていても、できることじゃない。

どうしても、自分にメリットがないことはやりたくないし
自分の時間を他人のために全部使うなんてできない。

それが世の中のほとんどの人です。

今まで私はここまで他人のために生きるということを実践できている人は、兄貴以上に出会ったことがないです。

私も、これからは兄貴を見習って
もっと人と会う機会を増やそうと思います。

自分の人生を周りの人のために使えるように
なろうと思いました。

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北川賢一

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