自分自身や、まわりにいる人
でこのようなやりとりはありませんか?
「~~をやってください」
「できません」
「どうしてですか?」
「無理なものは無理です
(とにかくダメなんです)」
このような思考パターンだと
現代社会では貧乏になりやすいです。
これは私が適当に言っているのではなく
20世紀後半にイギリスの
社会経済学者が正式に発表したデータ
に基づくものなのですが、
なぜと理由を聞かれてるのに
「ダメなものはダメ」
「無理なものは無理」
という風に理屈抜きの返答をする人は
論理的な思考ができないので、
時給の高い仕事をして稼ぐこと
ができなくなるのです。
そして、この思考パターンは
子供にも伝染します。
親が非論理的な伝え方をしていると、
子供も同じような思考パターンとなり、
結果的に、子供の思考力(IQ)が下がり、
いい仕事をすることができず、
収入格差は広がっていくのです。
私にも子供がいるので教育については
かなり高い関心があり、日々注意している
のですが、
たとえば子供がフォークを持って
歩きまわってたとして
「フォークを持って歩かないで。置いて」
と注意し「なんで?」と子供が聞く。
そこで
「ダメなものはダメなの!」
「持って歩くとしかられるよ」
など、このような言い方は
思考力を下げてしまいます。
「もし転んだ時にフォークが顔に
刺さったらどうするの?
目に入ったら目が見えなくなっちゃう
かもしれないんだよ。
周りにお友達がいる時も危ないでしょ?」
というように、理由と筋道を
説明すると子供のIQが育ちます。
思考というのは、すべてが言葉を
通じて行われるものですから、
どのような言葉を選ぶかが
人の思考を決定します。
でも、多くの場合、日常でどんな言葉を
使っているかは無意識です。
この無意識になっている部分を
意識化においてコントロールすると、
成長できるし、人生をより良くする
ことができます。
親からの影響も、自分で意識して
変えていくことはできるので、
結局は自分次第で人生は
どうにでもなると思います。
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