北川です。
今日は少し未来の話でもしようかなと思います。
UberやAmazonとは
Uber=フードデリバリーとライドシェア
Amazon=ECモール
と一般的には認識されていますが、
これが銀行になりつつあります。
今、テック企業が金融サービスを提供する動きが加速してます。
たとえば、すでにアメリカのUberは
ドライバーや配達員に
VISA付きのカードを提供してて、
Uberのアプリ内で
報酬を受け取ったり、支払をしたり、
ATMから現金を引き出したり、
他の人に送金をしたり、
資産運用(投資)までできます。
信用力を測定できる
その上に、給料と支払いのデータを
把握することで個人の信用スコアを作ることができ、
そのスコアを使って車のローンをUberのアプリ上で
利用できるなんてこともできるでしょう。
いちいち銀行の窓口に行って紙の用紙を記入し、
何日も審査を待たされるなんてことしなくても、
家にいながらアプリで入力し、
数日でカーローンが利用できるなんて
便利なサービスも可能になってきます。
同じようにAmazonは、
どの商品がいくら売れているのか
という売上のデータを持っているので、
それを元にAmazon内で商品を出品している
企業に事業ローンを貸し出したりできます。
多大な手間をかけて事業計画や返済計画表を作り、
スーツを着て緊張しながら面接をうけて、
2週間も結果を待つ必要はないわけです。
もちろん、お金を貯蓄できて、
運用したり、振り込んだりという機能も
合わせて作り上げてくるでしょう。
既存の銀行システムで落ちる人への可能性
こうやって企業独自の信用力を判断できるようになると、
今までの銀行システムではお金を借りることができなかった層
の人でも融資を使える可能性が広がります。
銀行というのはとにかく保守的なので、
勤続年数が少なかったり、移住してきたばかりだったりすると
なかなか融資を承認してくれません。
しかし、テック企業のデータでの信用力はまた別の尺度で測って
もらえるので既存のシステムでは落ちてしまう人でも可能性が
でてくるじゃないのかなって私は想像してます。
こうやってUberやAmazonがユーザーの
メインバンクのような存在になっていく。
そのうち旧来の銀行口座を持たないで
生活する若い人も出てくるくらい
テック企業のアプリがメインバンク的な存在として
使われる未来がくるだろうと思います。
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北川さん初めまして。
世界中を旅してるなんて羨ましいですね
私も早くそんな生活がしてみたいです。