昨日は家族で東京ディズニーランドに行ってました。
私は千葉県出身なので小さな頃は遠足で、
20代の頃はデートでと、
何度も行った思い出深いディズニーランド。
今は子供と一緒に久々に来ましたが、
いくつになってもその世代での楽しみ方
があっていいですね。
ディズニーのスゴいところ
久々に行ってみて、すごいなと思ったのは、
ディズニーの一貫した世界観です。
園内からは、外の道路や建物が
一切見えないように作られている
というのは有名な話ですが、
今回「さすがだな!」と思ったのは、
中国語に対応してないことです。
ご存知のように、今の日本には
中国人観光客が大量に押し寄せています。
電車の中や、デパート、観光地など、
いたるところに中国語の表記があります。
しかし、ディズニーランドでは、
園内のガイダンスは英語と日本語のみで、
中国語がありません。
看板でもすごく目立たないようになってます。
ディズニーランドに1日いて、
中国語を聞いたのは3Dグラスをつけるときの
注意事項の時のみ、1度だけでした。
私が推測するに、
これはブランドと世界観を守るため
なのではと思います。
東京ディズニーランドという夢の国は、
日本人が憧れるアメリカやヨーロッパの
街並みをモデルに作られています。
そのような空間において、
日本人が素敵だと感じない中国語
が色んな場所で目についてしまうと、
せっかくの夢の世界が壊れて
しまうでしょう。
だから、中国人観光客が増えても、
中国語を極力出さないのだと思います。
この一貫した世界観は信頼へとつながり、
ブランドとなり、ファンが生まれていくわけです。
強力なブランドを生み出す
ブランドというものには、
特定のイメージがあります。
たとえば、ルイヴィトンの店員さんが
「へい!いらっしゃい!」
なんて威勢良く言わないですよね。
109のショップ店員さんのように声高に
「いらっしゃいませ〜、いらっしゃいませ〜」
とも言わないでしょう。
ルイヴィトンの持つ特定のイメージが
ブランドであり、そのイメージを
壊す行為は信頼を失います。
中国人観光客が多いからといって、
ディズニーランドが館内放送を中国語で
バンバン流し、看板も中国語だらけになってたら、
憧れの世界ではなくなってしまい、
信頼とブランドは失墜するでしょう。
長く安定したビジネスの作り方
このような一貫性、世界観の作り込みは、
ビジネスにおいて非常に大切になります。
コンサルタント、コーチ、作家といった
コンテンツビジネスの分野でも、
節操なくやってる人、ブレてる人は
なんの一貫性もなく、信頼されません。
発信しているメッセージでも、
スピード重視!目標はとにかく高く!
みたいな話をずっとしてて、
いつも忙しそうに動き回ってる人が、
急に「自由になりましょう」
みたいなことを言い出すのにも
違和感を感じますよね。
そもそも本人が自由になってなくて
仕事ばっかりしているのが矛盾しているし、
そういったタイプの人が話すように
スピードを重視すれば時間に追われるし、
でかい目標の根底にある「より多く」という
考えが強くなっていると、
自由からは遠ざかる一方です。
こういったことは5年くらい前から
セミナーでたびたび話してたことですが、
不安定でだんだん萎んでいくのではなく、
長く安定してビジネスを成功させるには、
一貫性したイメージ(世界観)と、
信頼感の構築が鍵だと思っています。
5年で85%、10年で94%が倒産する
というビジネスの世界で、
私は副業時代から数えると
来年で10年目になりますが、
ここまでやってこれたのも、
今日話したようなことを
ずっと大切にしてきたからですね。
ゼロから複数の収入源を作り上げ、私が世界各地を気ままに旅する自由を手に入れた方法、稼ぎの秘密は、無料メルマガでシェアしてます。
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