北川です。
今、シンガポールにいます。
つい先日までF1が開催されており
街はお祭り騒ぎでした。
さて、件名にある理不尽に負けず、
自分の意見を通す方法について。
自分がこうしたいという意見があっても
組織にいると通らないことが多々あるでしょう。
時には、理不尽だ、思い通りにいかず悔しい、
と思うかもしれません。
もし、自分の意見を通したのなら、
一番やっちゃいけないのは
正論を語って相手を論破することです。
今だから言えることですが、
これは過去に自分でもよくやってしまい、
手痛い失敗をしたことがありました。
そんな経験も踏まえてわかったことは、
人から承諾を得ようとした時、
いきなり自分が言いたいことを
話していくよりも、
スタートの数分を犠牲にしてでも
共感をえられる話をしたり、
または、プレゼンや話し合いが始まる前に
意思決定者と仲良くなって関係を作っておく
そうするだけで、全く結果が変わって
くるということです。
自分の主張を通したいのならば、
まず相手がこちらの話を聞く姿勢になってもらう、
それが最初の目標なのです。
ここを突破しないと、何を話そうが無駄、
どれだけ正しいこと、合理的なことを話しても、
通じなくなります。
なぜなら、人はまず相手を好きか嫌いかで
主張を聞くかどうかが決まるからです。
嫌われてたら、どんな正論も通りません。
「正しいことを言っているのにどうして・・・」
と嘆いても仕方ないわけで、
まずは相手から好かれるようになる
という入り口を超える必要があるのです。
もしくは、圧倒的な実績を作ることですね。
たとえば、孫正義さんが「この商品は売れる」
と断言するのと、
新入社員が「この商品は売れる」
と言うのでは、言葉の重みが全く違う
というのが、おわかりになるでしょう。
圧倒的な実績がある人の話は、
耳を傾けてもらえるようになります。
ですが、やはり無理強いすると摩擦に
なる可能性がありますので、実績の有無にかかわらず
相手との関係性は大切にした方がいいと思います。
相手は人間であり、機械ではないので、
気持ちを配慮することが大事だと思います。
コメントを残す