四川省の成都へ行ってました。
来てみないとわからないものだなと思いました。
成都はこれから10年で発達する都市ランキングNo1(フォーブス調べ)
となっていたのですが、
正直、「いくら急成長していると言っても、たかが知れてるだろうな」
なんて思ってました。
しかし、今は実際に自分の目で見て、
マジで中国の発展スピードはとてつもなく早い、と実感してます。
こればかりは現地へと行った経験がないと、
肌身として感じられないものです。
新しくできた最先端スポット「太古里」
四川の成都では、トリップアドバイザーで
一位のTEMPLE HOUSE(博舎)に泊まってます。成都で最高級のホテルです。
中華系ホテルは金と赤でギラギラして下品なのが多いのですが、
ここはミニマリズムでモダン。
古い寺を改装して作られており、
部屋はまるでアマン東京に似た雰囲気、
中国にもこんなセンスのいいホテルがあるんですね。
ホテルのすぐ横に「太古里」という日本で言う「ららぽーと」のような
ショッピングモールがあるのですが、
これがまたとても洗練されてて、規模も広大だし、
デザインもかっこよくて、日本のららぽーとよりも全然上をいってました。
成都太古里
住所:8 Middle Shamao St, Jinjiang Qu, Chengdu Shi, Sichuan Sheng, 中華人民共和国 610000
こうやって抜かれていくんだなというのを目の当たりにした感じです。
歩いている若者も、だいぶファッショナブルになってて、
5年前に見た中国よりも全然違ってました。
今年の干支が申なので、ビルから黄金の猿がぶら下がってます。
十二支も元々は中国が発祥で、日本にも伝播されて来た文化ですね。
お年玉とか、獅子舞も中国からきてるみたいです。
古くからあるお寺の名残を残しつつ、近代的なエリアへと発展させてるよう。
この一帯も以前は浮浪者のような風貌の人が
たむろして路上で麻雀してたような場所だったのが、
ガンガンお金かけて日進月歩で進化しているので、
汚い地区は潰されて成都は10年前とは
まるきり別世界になったとのこと。
そしてまた次の10年が経つともっと変わっていくのでしょう。
今でもすぐ裏にはボロ小屋がまだ一部残ってます。
どんなものかと興味本位で汚い通りへと近づいてみたのですが・・・
中ではタバコくわえて麻雀してる人、
その隣で赤ちゃんを抱いているお母さん、
反対側にはびっしり汚れがこびりついた
鍋が置かれてる食堂で食事している人たち・・・
たった100メートルくらいしか離れてない
場所なのに、ギャップが凄すぎます。
購買力は日に日に増し、新興富裕層が増え、
日本を超えるような建物やショッピングモールが次々と開発されていく一方、
中国人でこういった場所で買い物できる人はごくごく一部であり、
低所得で暮らす人の方が圧倒的に多いです。
とてつもない格差が存在してます。
春熙路(チュンシールー)という成都最大の繁華街
日本でいうところの原宿のような場所が、春熙路(チュンシールー)です。
現地在住の方曰く、「ここがいま成都の中で一番賑やかな場所」とのこと。
大勢の人でごった返してます。
伊勢丹や、イトーヨーカドーといった日系の百貨店もありました。
イトーヨーカドーは成都で最も成功している日系スーパーで、
かなり繁盛しているとのこと。
中に入って見ましたが、売っているものの値段は少し安いけど、
そこまで大差ありません。けど、多くの人がいて、買い物をしています。
大卒の初任給が5万円くらいのはずなのに、
高くても気にせずに買う人がこれだけ沢山いるんだな
というのを目の当たりにしました。
若者たちが賑わう川沿いのBARエリア
錦江と言う川沿いには、ずらりとバーが立ち並んでます。
店内では生演奏で曲が流れており、若者たちで賑わっているナイトスポットです。
行ったのが9時ごろだったので時間が早いせいもあり、まだ人はまばら。
12時くらいにならないと増えてこないそうです。
ライトアップされてて、いい雰囲気。
客引きがいますが、しつこくなく、自分のテリトリーを守ってました。
店の前を離れるとそれ以上は追いかけてきません。
成都の街を散策していると、次々と景色が変わっていき、
語りつくせないほどの色んな顔があって刺激的でした。
[…] 中国・成都「世界で最も発展する都市」を訪れて 2017年1月25日 […]