北川です。
今日から中国の成都へ行きます。
過去に中国を訪れた経験は2012年に
北京へ一度行ったのみで、かなり久しぶり。
当時(2012年)のブログ「悠久の歴史・北京」
成都という都市について
成都は「歴史的な建築物を改装した街で、
文化と伝統を楽しめる」ということで、
中国の中では最も幸福度が高いそうです。
【フォーブスの記事より】
個人的には、
私が好きな漫画キングダムの舞台である
「秦」が今の成都がある一帯なので、
歴史的に興味深い場所だなと思います。
(キングダムとは歴史上最初に中華統一
を成し遂げた秦の始皇帝時代の物語。
超面白くて、下手な自己啓発書読むよりも
よほど学びがあるので、一読の価値ありです。)
「旅行者」の視点と「起業家・投資家」としての視点
さて、中国といえば、
空気が汚い、街中で時おり異臭が漂ってる
巨大ビルは立ち並んでるが
地下や一本脇道に入るとすごく汚い、
ぼったくろうとする人が多い、マナーが悪い、
すっごい壮大な景観は確かにある、
ハード面は豪華だけどそこにいる人がダサい
というのが正直なイメージ。
中国を訪れると確かに開発はすごいけど、アラも目立つし、
日本人からしたらやっぱり劣ってるという印象を
持つ人が大半だろうと思います。
ただし、これはあくまで「旅行者」としての視点です。
「起業家」「投資家」という視点で考えたら、
全く変わってきます。
アジアだったら日本とかシンガポールなど、
すでに整ってしてしまっている国は、
綺麗で快適だけど、ポテンシャルがありません。
これ以上の成長余力が少ないのです。
成功するために大事なのは、
「すでに起こったこと」ではなく、
「これから起こる出来事」に投資する、
「これから拡大する市場」でビジネスを仕掛けることです。
今を見るのではなく、先の未来で起こることを
想像してチャンスを見つけていくことです。
日本だって今でこそクリーンで、お上品ですが、
かつては水俣病とか、四日市ぜんそく
など公害を撒き散らして問題になってたし、
アメリカや欧州でマナー違反の振る舞いをし、
白人から疎まれていたという過去があるわけですから、
中国の状況は国が成長していく過程で
通る道であり、経済力がついて、
成熟に差し掛かっている
証なのだと観ることができます。
まだ未熟な分、これから良くなっていく
余地が大きく残されているわけです。
すでに起きてることでなく、
未来に備えられる人が成功する
今回はちょうど成都へ行くので例で出しましたが、
何事においても共通で、すでに起きてることでなく、
未来に備えられる人が成功するということです。
一歩先を読み、過去の常識に縛られずに
常に時代とともに変化させていく、
そういう心構えを私は大切にしています。
では、そろそろフライトの時間なので、いってきます!
今回旅する四川の成都という場所は、
読者さんが住んでて会いにいく企画の一環なのですが、
米フォーブズが発表した
「今後10年で最も発展する都市ランキング」
では第1位を獲得しており、
成長の真っ只中の都市をこの目で見る
というのは、いい機会なので、
また続きはメルマガで書きますね。
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