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「自分の感性、直感を信じよう」
そう言われると、自分が肯定された感じがして、
気持ちよくなれるかもしれません。
直感がいいと努力しなくても、
楽してうまくいきそうな雰囲気もしますよね。
しかし、あえて言わせてもらえば、
直感を当てにするほど貧乏になりやすいです。
それはなぜか?
エピーソードを元に今回は話したいと思います。
直感VSファクト
主催している投資アカデミーでは
海外投資の旅を開催してて、
4月はベトナムのホーチミンに、
その前の2月にはニュージーランド
へ行ってたのですが、
ニュージーランドでは
一番安くてしょぼい家が
3000万円くらいで売っていました。
一方、ベトナムに行くと、
新築ピカピカで、ハイクラスの家が
同じく3000万円で売っています。
金額としては同じ3000万だけど、
家のクオリティーは全然違うわけです。
直感的に考えたら
「同じ金額払うなら、いい家を買いたい」
と思うでしょうね。
けど、ファクトで考えると違ってきます。
お金の価値は一定ではありません
というのも、お金の価値は一定ではありません。
その国に住む人によって価値が違うのです。
ニュージーランドでは平均年収400万ほど、
ベトナムでは平均年収30万円ほどです。
つまり、3000万というお金は
年収の7,5年分
VS
年収の100年分
となるのだから、
3000万という金額の
重みが全く違うわけです。
それを同じものさしで測って
「同じ金額でベトナムの方が全然いいですねー」
なんて言う人もいましたが、
これって、自分の感覚、自分の基準
だけで判断しているから
そう思ってしまうのでしょう。
自分の感覚1つで判断していると、
本来見るべきものが見えなくなる
「私は(自分の感覚では)こう思った」という
ものさし1本だけで考えてしまうと、
本来見るべきものが見えなくなります。
「他の人がどう思うか」
という第三者目線の基準を持つと、
真の価値がだんだん見えるようになります。
先ほどの数値を見れば分かるように
実際には現地人の年収100年分ってことは
めちゃくちゃ高いですからね。
直感を頼りにすると貧乏になる
フィーリングとか直感が大事って
言う人もいるけど、
フィーリングを頼りにすると
高い確率で貧乏になります。
それよりも、ファクトを大事に
している人のほうが
お金の面では成功しています。
恋愛とか、趣味では、
フィーリングや直感でいいと思います。
けど、ビジネスや投資を直感でやっちゃダメ。
中には例外的に天才肌の人がいて
直感で成功できる場合もありますが、
私も含めて大半の人はなんとなくの感覚を
頼りにすると盲点が多くなり、
間違った決断をしてしまいますので、
客観的にファクトで考えたほうが
成功しやすいと思います。
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