北川です。
たまに、副業での収入が十分あり、
会社を辞めたいと思っているのに
なぜか中々辞められない人が
いるのですが、そのような人の心理が
最近分かってきました。
日本人特有の心理状態
日本人の多くの人は、
自分と会社を同一視して、
「〜〜社の○○です」
と自分の一部のように会社を捉える傾向にあります。
一方、海外だと、会社と自分を
同一視している人は少ないです。
なぜ、このような違いがあるのか
というと、日本には会社以外の
共同体(コミュニティ)が希薄だからです。
共同体が欲しくてしがみつく
たとえば、華僑は一族の誰かに
賢かったり、才能がある人が生まれると
親族一同でその子に投資して、
成功させようとします。
それで上手くいったら、利権をあやかろう
というわけですが、
現代の日本人は、ワンルーム一人暮らしや
核家族が一般的で、血縁や故郷は親が住んで
いる場所程度しか思わず、
血縁、地縁の共同体がないので
残されたのは会社という共同体しか
ないわけです。
だから、
会社=自分の存在意義
になってしまってて、
会社を辞めると収入だけでなく
共同体を失い、孤独になるのが怖い
という心理が生まれてくるのです。
会社は訓練場であり、成長の場
でも、私は会社を共同体だと
全く思ってなかったです。
成長するための訓練場であり、
お金は生活できる分だけ貰えればいい
その程度にしか思ってなかった
だから、やめる時に失うのは
お給料だけでした。
けど、会社を共同体として思っている人
はやめることで自分の居場所を失う
恐怖を持ってしまう
だからやめられないわけです。
そのような人は、会社以外のコミュニティに
参加して、別の仲間を持つ事で不安は
消えていくと思います。
会社以外にも居場所を作ってみる
会社をやめる、やめないは
個人の自由ですが、
やめたいのに、やめられない
という人は収入の不安と、
もう1つは共同体の喪失
という恐怖がある事を
分かっていると、
決断がクリアになると思います。
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