北川です。
今、日本人の平均貯金額は下記のように
なっているようです。
20代 平均値183万円 中央値30万円
30代 平均値415万円 中央値130万円
40代 平均値614万円 中央値300万円
50代 平均値1124万円 中央値408万円
60代 平均値1765万円 中央値740万円
平均値は、突出して貯蓄の高いお金持ちがいると
上がってしまうのですが、それを加味して真ん中を
算出しているのが中央値です。
なので、中央値のほうが現実味がある数値となります。
年齢が上がるごとに徐々に貯蓄は
増えている事がわかりますが、
この数値は現金のみを対象としているので
有価証券や、不動産を加味するともっと
世代間の差は広がるのではと思います。
また、この調査データによると、
どの世代にも20〜30%は
貯金がゼロという人がいるようです。
貯金が多い人も、少ない人も
より増やしたいとは誰もが思っている
はずですので、今日は貯金の増やし方に
ついて話そうと思います。
貯金をしようと思って、真っ先に
思いつくのは節約だと思います。
そして、節約するには激安のスーパーを
探して10円、100円の差を切り詰めたり、
クーポンや割引をフル活用するという
イメージがあるように感じます。
しかし、実際にはそんなこと
をするよりも、大きな固定費を
削減したほうがよほど効果があります。
※固定費とは、毎月必ず出て行くお金です。
たとえば、家賃や携帯代、新聞などです。
これとは逆で、変動費という言葉もあります。
変動費とは食費や、服代など月によって使う
金額が変わるコストです。
固定費として大きいのは、まず家賃です。
次に、車のローン、維持費などでしょう。
このような固定費にメスをいれることが
一番効果が高いです。
激安スーパーを巡って10円、100円の割引セールを
気にしているより、もっと大きなことから手を付けて
いったほうが手間も減るし、気分的も楽です。
変動費と違って、固定費は一度削ると
後は自動的に毎月勝手に減った状態になるのです。
たとえば、家賃を10万から8万に下げたら、
これで毎月自動で2万が何も気にする必要なく
家計簿とか付けなくても貯まっていくようになります。
車は電車が少ない地域に住む人なら
必須になると思いますが、新車を買うと
自分のものになった瞬間に価値が下がるので
中古で買ったほうが得します。
都心ならば駐車場代だけでかなりかかるので
タクシーを結構使ってもそっち方が安かったりします。
いずれにせよ貯金を増やしたいのなら、
真っ先にやることは固定費の見直しです。
また、削るだけでなく、稼ぎを増やす
ということも同時にやることをオススメします。
収入源が1つで、それがサラリーマンの給料だけ
となると、今後収入が上がるかどうかもわからないし
上がったとしてもかなりスローペースになります。
これだと、どうしても貯められる金額に限界が
くるので収入源を増やすために副業や投資をやって
いくともっとたくさん貯められますね。
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