映画「奇跡のリンゴ」を見ました。
私は農業に全く詳しくないので、
専門的なことは知りません。
この方法が良いとか、悪いとか
そんなことは分かりません。
ただ、一人の人間の物語としてみた時、
心を打たれ、何度も泣きました。
木村さんの諦めない情熱に勇気を貰い、
奥さんへの愛に心が温かくなりました。
感動しました。
ネタばれするので、内容を知りたくない人
はこの先を読まないで下さい。
主人公の木村さんは、
農家の後継ぎとして婿入り結婚します。
無農薬のリンゴを作ろうと決めた
きっかけは、農薬に弱い奥さんの
体調を気にかけてでした。
こうして農薬を使わない方法を模索し始めるの
ですが、無農薬のリンゴなんて前例がありません。
誰も成し遂げた事が無い、不可能な挑戦です。
周りの人は「そんなの無理だ」「できっこない」
と止めますが、木村さんは不可能に挑戦します。
だが、1年たち、3年たち、5年経っても
無農薬栽培はいっこうに成果は出ません。
その頃には、
・婿にいった家の貯金や財産をすべて使い果たし
・家族に電気も通らない極貧生活をさせて
・子供たちも貧乏が原因で学校でトラブルを起こし
・子供が病気になっても電話が無いから救急車も呼べず
・4つあったリンゴ畑の2つを税金の滞納で差し押さえられ
極限状態まで追い込まれます。
地獄のような生活です。
木村さんは、優しさや笑顔も失われ人格が
変わってしまうほど精神崩壊してました。
この時になると、親友からは
「子供たちがかわいそうで見てられない!
いい加減にしろ!」と止められ、
実の両親からも
「諦めろ。相手の家族に迷惑かけて、
財産を全部食いつぶして、何やってんだ」
と必死で説得されます。
結局、やり直すにもすでに農薬を買う
お金も無いですから、戻ることもできず、続行。
スタートから10年目、「これが答えだった」と
縄を持ち首つり自殺をしようと山に行ったとき、
奇跡の発見をし、遂に11年目に
無農薬のリンゴ栽培に成功しました。
という話です。
苦労の末にたどり着いた成功は、何より美しいです。
で、この映画を見て、勝手に思った事と、
自分だったらという観点も踏まえて勝手に語ります。
私の思った事を好き勝手書いているだけなので、
そんなに本気になって読まず、軽い気持ちで読んで下さい。
===============
ポイント1
「なぜ、という目的を持つ」
===============
成功を目指すきっかけを自分のためでなく、
家族のためにスタートしてます。
なぜ、それをやりたいのか?
どうして成功したいのか?
この質問への答えが、
あなたを力強く前にすすめてくれます。
===============
ポイント2
「勇気を持ってやりたいことをやる」
===============
人と違う事や、新たなチャレンジすると、
必ず誰かが止めに入ります。邪魔が入ります。
嫉妬心などから、引きずり落とそうとする人がいます。
私が「会社を辞めて自由に生きる!」と言った時も、
父親から大反対されて、怒鳴りつけられました。
「お前なんかがうまくいくわけが無い。
失敗して貧乏になっても帰る場所は無いからな」
と言われたりしました。
当時はとんでもなく腹が立ちましたし、
1年くらい父親とは絶交状態でしたが、
今振り返れば、心配して止めてくれて
いたのだと思います。
悪意があっていってたわけでは
決してないのだと思います。
それに、今となっては、感謝しています。
どうせ失敗すると言われたことから、
「絶対に見返してやる」という気持ちが生まれ、
そのおかげでがむしゃらに頑張る力になりました。
決まり切ったレールからはみ出るには、
勇気と情熱が必要だけれど、一歩を踏み出した
勇者だけが成功する事ができます。
勇気を持ってやりたいことをやりましょう。
===============
ポイント3
「成功を急ぎすぎない」
ポイント4
「破滅へ向かうリスクは背負うな」
===============
木村さんは、最初は4つのうち1つだけの畑で無農薬の
テストをしてたのを、途中から4つ全部の畑でやりだし、
収入源を0にしてしまいました。
そのせいでとんでもない貧乏生活になり、
子供がかわいそう、家庭をめちゃくちゃにした
という、「本気で心配しての諦めろ」でした。
私がこれを見て、個人的に思うのは
「成功を急ぎすぎない」ことと、
「破滅へ向かうリスクは背負うな」
という2つです。
「畑1つじゃダメだ。4つ全部でやったら
早く成功できる。きっと来年にはできる」
という理由で収入源をゼロにして、
4つ全部の畑で無農薬栽培をやり始めました。
もし、私だったらという勝手な想像をすると
同じ事はやらないです。
あくまで個人的に思うことは、
「成功を焦ってはならない」ということです。
成功とは、「日々の積み重ね」
の中にあるのです。
いつまで経ってもうだつが上がらない人は
とにかく結果を急ぐ傾向にあります。
真の成功者というのは、とにかく長期的な
ゴールを持ち、長期的に考えて、着実に一歩一歩
向上していくものなのです。
成功できない99%の人は
宝くじに当たるように即座に金持ちになろう
考えてたり、3ヶ月で100万稼いでやるとか、
とにかく短期的に考えすぎてますが、
そのせいで成功できないのです。
大事なのは、成功を焦らない事です。
そして、焦る人ほど、リスクを大きく
とる傾向にあります。
何かを始めると最初は必ず失敗します。
失敗を避けることは不可能です。
最初の失敗が、大きすぎる失敗だと
元に戻る事さえできず、取り返しの
つかないことになってしまいます。
特に、自分が我慢して済む範囲のリスクなら
いいですけど、周りの人まで不幸にする
ようなリスクは取るべきでないと私は思います。
リスクから逃げてばかりでは何も達成できない
ですが、極端すぎる行動もやるべきではありません。
小さく失敗して、学んでいこう
そう考えるのです。
まずは小さな事からスタートして
失敗しながら学んでいき、時間をかけて
マスターしていけば良いのです。
いきなり一発ホームランを狙わないことです。
まずは、小さく自分ができる範囲の事から
少しずつ始めていくのです。
行動や失敗を恐れたら成功できませんが、
取り返しのつかないリスクも抱えるべき
ではありません。
大事なのはバランスです。
許容範囲の中で大胆なアクションを取りましょう。
================
以上、私が映画を見て勝手に思った事でした。
「吉野家なう」というツイートと同じくらい
ライトな気持ちで読んで下さい。
私が今のような複数の収入源と、世界を旅する自由を手に入れたノウハウをメルマガで提供してます。購読はこちらからできます
コメントを残す